WordPressはクラシックエディターからブロックエディタ(グーテンベルク)が主流となってきました。
WordPressテーマを開発している各社も続々とブロックエディタ(グーテンベルク)に対応していっています。
初期のブロックエディタ(グーテンベルク)はとても使いづらくクラシックエディターから乗り換える人がとても少なかったです。
しかし、今ではアップデートを繰り返しブロックエディタ(グーテンベルク)が洗練されとても使いやすくなりました。
クラシックエディターの正式サポートが2021年で終了する事もあり
今後、WordPressはブロックエディタ(グーテンベルク)対応テーマを使い始めるのが賢い選択です。
ブロックエディタ(グーテンベルク)とは
ブロックエディタ(グーテンベルク)とは2018年12月6日にリリースされたWordPress5.0から標準搭載となったエディタです。
文章や画像などをブロックという単位で管理します。
イメージ的にはクラシックエディターのビジュアルエディタとテキストエディタのいいとこ取りした感じです。
文章や画像などがブロック単位で管理されており、各ブロック毎に装飾が可能で表示されているデザイン等をクリックするだけで適応させる事ができます。
HTMLをコードを直接入力する事も可能で、ブロック毎にプレビューで見る事も可能。
テキストブロックは段落、見出し、リスト、引用、コード、クラシック、整形済みテキスト、プルクオート、テーブル、詩等をワンクリックで指定できます。
ブロックエディタ(グーテンベルク)の5つの特徴
ブロックエディタ(グーテンベルク)の特徴は下記の5つです。
- HTMLやCSSの知識がなくても記事をかける
- 記事・画像のレイアウトが簡単
- 余計なタグが入らない
- クリックするだけで各ブロックの設定が可能
- 各ブロックで設定に応じた内容が表示される
HTMLやCSSの知識がなくても記事をかける
HTMLやCSSの知識がなくても記事をかく事ができます。
クラシックエディターでは少しHTMLの知識も必要でしたが、ブロックエディタ(グーテンベルク)は更にHTMLやCSSの知識が不要となり初心者の方でも直感的にブログの記事を書きやすくなっています。
記事・画像のレイアウトが簡単
記事・画像を配置したブロックをクリックだけで上下を入れ替えたり、ドラッグアンドドロップでも移動可能なのでレイアウトがとても簡単です。
余計なタグが入らない
クラシックエディターでビジュアルエディタとテキストエディタを切り替えると余計なタグが自動的に入ってしまう事がありましたがブロックエディタ(グーテンベルク)ではそのような事がありません。
クリックするだけで各ブロックの設定が可能
各ブロックの設定はクリックするだけで可能です。
段落、見出し、テキストの配置、太文字、イタリック、リンクなどクリックするだけで指定が可能になっています。
各ブロックで設定に応じた内容が表示される
クラシックエディターではビジュアルエディタとテキストエディタを切り替える必要がありましたが、ブロックエディタ(グーテンベルク)では各ブロックで設定に応じた内容が表示されます。
有料のブロックエディタ対応テーマ(グーテンベルク)
SWELL

SWELLはブロックエディターに完全対応し、国内最高峰の使い心地の提供を宣言しています。
実際にSWELLはグーテンベルクブロックエディタに完全対応しており、初心者の方でも簡単に気持ちよく記事を書くことが可能です。
Twitterでも非常に話題になっており、SWELLを導入してから記事が書くのが楽しい、早くなったと非常に高評価です。
グーテンベルクブロックエディタ対応の有料WordPressテーマでダントツの人気です。
実際に私もクラシックエディターからグーテンベルクブロックエディタに乗り換えるのにSWELLを導入しました。
特に初心者の方におすすめのWordPressテーマです。
SWELLなら簡単に装飾できるのに他のWordPressテーマではちょっと手間がかかるという事があります。
また、余計なプラグインのインストールも必要なくモバイルでのサイト表示が高速です。
- シンプルなのに、高機能 –もっと気軽に、楽しく記事を書こう。
それを可能にするWordPressテーマです。
AFFINGER6/ACTION

AFFINGER6/ACTIONは大人気で売れまくってるWordPressテーマのAFFINGER5(WING)のバージョンアップ版です。
AFFINGER5(WING)ではグーテンベルクブロックエディタへの完全対応をしていませんでしたが、AFFINGER6/ACTIONになりグーテンベルクブロックエディタに対応する事になりました。
現在はまだβ版ですが、AFFINGER5(WING)を購入すれば無料でアップデート可能です。
AFFINGER6/ACTIONはカスタマイズの幅がかなり広く中級者・上級者向けのWordPressテーマですが、初心者でも使いやすいようにカラーパターン12種類、デザインパターン5種類が用意されておりクリックして選択するだけで反映させる事ができます。
AFFINGERのコンセプトは「稼ぐ」に特化したWordPressテーマです。
ブログ運営で収益化・マネタイズ化を最大限したい人にとって様々な仕掛けが用意されています。
実際に有料WordPressテーマのAFFINGERを使用して月に100万円以上の収益をあげているブロガーがたくさんいます。
ちなみに当サイトはAFFINGER6/ACTIONを使用しグーテンベルクブロックエディタで記事を書いてます。
Lightning Pro

Lightning Proはビジネスサイトに特化したグーテンベルクブロックエディタに対応したWordPressテーマです。
無料版と有料版があり、無料版では機能制限があります。
ヘッダー上部機能拡張で電話番号の表示や予約受付ボタン等簡単に設置する事ができます。
キャンペーンや新着情報など注目してもらいたい情報を目立つ位置に簡単に表示可能。
Lightningで利用できる無料の「VK All In One Expansion Unit」プラグインを使用すれば、各種ウィジェットやSNS連携、Call To Actionなど豊富な機能が使えるようになります。
中・小企業、個人事業主の方が自分でビジネスサイトを作成するのにおすすめのグーテンベルクブロックエディタ対応WordPressテーマです。
Snow Monkey

Snow Monkeyは買い切り型ではなくサブスクリプション型の年契約のWordPressテーマです。
WEBサイト制作現場での機能や仕組みを多数備えていて、WEBサイト制作会社で多く採用されています。
Snow Monkeyの特徴は、よく使う機能が最初から用意されていて高度なカスタマイズが可能な事です。
決まりきったテンプレートの枠の中で設定をいじってカスタマイズするのではなく、Snow MonkeyはHTML・CSSコードが書けない人でもクオリティの高いWebサイトを作成できるように開発されています。
デザインの知識があり自分好みのWebサイトやブログを思う通りに作りたい人におすすめのグーテンベルクブロックエディタ対応WordPressテーマです。
Snow Monkeyの公式サイトでは以下のような説明があり
web サイトを素早く立ち上げたいけどコードによるカスタマイズはしたくなくてなるべく管理画面で設定したいということであれば Lightning Pro のようなテーマのほうが向いていると思いますし、ブログを便利に書くための機能が充実しているほうが良いということであれば SWELL のようなテーマのほうが向いていると思います。
https://snow-monkey.2inc.org/about/
企業・会社のサイトにはLightning Pro、個人がブログを運営するならSWELLが向いていると私も思います。
LIQUID PRESS

累計30,000 ダウンロードを突破しているグーテンベルクブロックエディタ対応のWordPressテーマです。
無料のライト版もありますが、有料版は下記の5種類です。
- MAGAZINE 本格的メディアを瞬時に構築オウンドメディア/ブログ用テーマ
- CORPORATE 多言語化可能な高品質企業サイトコーポレート/ビジネスサイト用テーマ
- LIQUID LP 本格的なLPを簡単作成/運用ランディングページ制作テンプレート
- INSIGHT コンテンツ分析βツールを搭載オウンドメディア/ブログ用テーマ
- SMART オシャレなデザインと機能性オウンドメディア/ブログ用テーマ
LIQUID PRESSはWordPress公式有料サポートテーマとなっています。
記事作成を効率化するブロックテンプレートが37種類利用可能。
また、下記の無料で機能利用できる拡張プラグインが提供されています。
- Web接客ツール+ランダムバナー WordPressプラグイン LIQUID CONNECT
- 閲覧数をツリーマップで可視化するWordPress公式プラグイン LIQUID TREEMAP
無料版も含めた数字だと思いますが、累計30,000 ダウンロードを突破している人気のWordPressテーマです。
Nishiki Pro

グーテンベルクブロックエディターに完全対応し「コードを極力書かず」に、美しいウェブサイトが楽しく作れるがコンセプトのNishiki Pro。
コンテンツ作成をもっと「直感的」に、ブロックエディター(グーテンベルク)が制作スピードを加速させる。
「本当に必要とされる機能」を厳選して搭載。
美しく、洗練されたWebサイトで「次のステージ」へ進化を続けるワードプレステーマ
カスタマイズ次第でブログ、メディアサイトはもちろん、コーポレートサイト、スポーツ、ファッション、EC サイト、コミュニティサイトなども作成できます。
Nishiki Proのコンセプトは下記の6つです。
- 楽しみながら継続
- 「かっこよさ」を追求
- 様々なウェブサイトに対応
- GPL 準拠
- 高速なページ表示速度
- 「コードを書くカスタマイズ」にも対応
Nishiki Proはカスタマイズを前提とした「ワードプレスの知識・技術を豊富に持つ方向けのテーマ」となっているので初心者向けではありません。
イラストのポートフォリオサイトの作成でよく使われています。
無料のブロックエディタ対応テーマ(グーテンベルク)
Cocoon(コクーン)

無料WordPressテーマといえばCocoonです。
一番有名でユーザーが多い無料のWordPressテーマではないでしょうか。
Cocoonは、SEO・高速化・モバイルフレンドリーに最適化した無料WordPressテーマで内包されている「Cocoon-Blocks」を用いることで、グーテンベルクブロックエディターに対応しています。
ユーザーが多いのでカスタマイズ方法など詳細に解説しているブログがたくさんあり困った事があれば検索すれば解決できる可能性が高いです。
Luxeritas(ルクセリタス)

SEO最適化、レスポンシブ、高カスタマイズ性、とにかく速い、無料の WordPress テーマ。
デザインをマガジンタイプ、シンプル、グリッド型、古典的なブログデザイン、黒の磨りガラスをイメージした透過デザインなど簡単に選択して反映させる事が可能です。
Luxeritas のブロックエディタでは数々のインライン装飾が可能となっています。
おすすめのブロックエディタ対応テーマ(グーテンベルク)
おすすめのブロックエディタ対応テーマ(グーテンベルク)はSWELLです。
グーテンベルクブロックエディタに完全対応しており記事を書くのがとても楽で心地よいです。
設定も必要最低限で素敵なデザインを反映させる事が可能です。
プラグインも他のWordPressテーマに比べて不要な物が多く初心者にとても優しいです。
デメリットは他のテーマに比べて少し割高な所ですが、購入後のアップデート・バージョンアップは全て無料です。
AFFINGERシリーズは4から5へバージョンアップした時に買い直しが必要でした。今後どうなるかは不明です。
WordPressテーマを乗り換える・移行する時にショートコードを利用しているとハードルが高くなります。
SWELLは鋭意的に開発がされておりバージョンアップの回数も他のテーマに比べて飛躍的に多く、今後WordPress本体がアップデートされた時もすぐに対応するアップデートを期待する事ができます。

- シンプルなのに、高機能 –もっと気軽に、楽しく記事を書こう。
それを可能にするWordPressテーマです。
ブロックエディタ対応テーマ(グーテンベルク)まとめ
ブログ運営の初心者ならSWELL
中級者や上級者で収益化・マネタイズ化を最大限に図り、カスタマイズにも凝りたい方はAFFINGER6/ACTION
中小企業のコーポレートサイトを作るならLightning Proがおすすめです。